家計簿を簿記でつけよう
家計簿を簿記でつけることにしました。
Numbers And Finance / kenteegardin
今まで私は、Web上の家計簿サービスを利用して家計簿をつけていたのですが、
思うとこあって、
・紙ベースで
・簿記の形式で
家計簿をつけることにしました。
なぜ家計簿を簿記でつけるのか
なぜ家計簿を簿記でつけようと思ったのか。
それは、簿記を利用することで、
家計をしっかり管理することができると
思ったからです。
簿記とは、会社を運営していくうえで必要な
お金の管理を体系的に行うシステムです。
一般的な会社であれば、経理を担当している人が
会社のお金の管理を簿記を使って行っています。
当たり前ですが、会社におけるお金の管理の大切さは、
一般家庭のそれと比べると、重みが全く違います。
扱うお金の額、頻度、やり取りする相手の数、
すべてにおいて桁違いです。
そしてもう一つ、会社と一般家庭で大きく異なるのは、
税金の支払いと、それに伴う法的責任です。
平たく言ってしまえば、
会社からお給料をもらっている人が
家計を支えている家庭にかかる税金は、
特別なイベントがある時を除いて、
すべて会社が代わりに支払っています。
ですから、そのような家庭の場合は、
改まって税務署に足を運んで
「今年分の税金を納めに来ました」
なんてすることはありません。
しかし、会社はそうはいきません。
会社は会社にかかる税金を自分たちで
払いに行かなければいけませんし、
それ以外にも、従業員の分の税金も
別途管理しなければならないのです。
(これは自営業を生業としている家庭の場合も同様です)
Personal Income Taxes Ver3 / StockMonkeys.com
そして、この管理に失敗してしまうと、
税務署から怒られてしまいます。
悪意がない間違いであれば、「間違えました」と言って
修正すれば済むことがほとんどですが、
悪意があると判断されたり、余りにも間違った額が大きい場合、
会社の場合はニュースで報道される可能性があります。
「○○株式会社 脱税の疑い」
というニュースが会社に与えるダメージは決して軽微ではありません。
ですから、会社は家庭と比べて
よりしっかりとしたお金の管理をしているのです。
そんな会社が使っているのが簿記というシステムです。
これを家計管理に使えば、きっと素晴らしい管理ができるに違いない。
そう思って、家計簿を簿記でつけようと思った次第です。
次回は、そもそも簿記とは?という話をしようと思います。
次回:簿記とは?