家計簿を簿記でつけよう

家計簿を簿記でつけることにしました。

 


Numbers And Finance / kenteegardin

 

今まで私は、Web上の家計簿サービスを利用して家計簿をつけていたのですが、

思うとこあって、

・紙ベースで

・簿記の形式で

家計簿をつけることにしました。

 

なぜ家計簿を簿記でつけるのか

なぜ家計簿を簿記でつけようと思ったのか。

それは、簿記を利用することで、

家計をしっかり管理することができると

思ったからです。

 

簿記とは、会社を運営していくうえで必要な

お金の管理を体系的に行うシステムです。

一般的な会社であれば、経理を担当している人が

会社のお金の管理を簿記を使って行っています。

 


Accounting / 401(K) 2013

 

当たり前ですが、会社におけるお金の管理の大切さは、

一般家庭のそれと比べると、重みが全く違います。

扱うお金の額、頻度、やり取りする相手の数、

すべてにおいて桁違いです。

 

そしてもう一つ、会社と一般家庭で大きく異なるのは、

税金の支払いと、それに伴う法的責任です。

 

平たく言ってしまえば、

会社からお給料をもらっている人が

家計を支えている家庭にかかる税金は、

特別なイベントがある時を除いて、

すべて会社が代わりに支払っています。

 

ですから、そのような家庭の場合は、

改まって税務署に足を運んで

「今年分の税金を納めに来ました」

なんてすることはありません。

 

しかし、会社はそうはいきません。

会社は会社にかかる税金を自分たちで

払いに行かなければいけませんし、

それ以外にも、従業員の分の税金も

別途管理しなければならないのです。

(これは自営業を生業としている家庭の場合も同様です)

 


Personal Income Taxes Ver3 / StockMonkeys.com

 

そして、この管理に失敗してしまうと、

税務署から怒られてしまいます。

 

悪意がない間違いであれば、「間違えました」と言って

修正すれば済むことがほとんどですが、

悪意があると判断されたり、余りにも間違った額が大きい場合、

会社の場合はニュースで報道される可能性があります。

「○○株式会社 脱税の疑い」

というニュースが会社に与えるダメージは決して軽微ではありません。

 

ですから、会社は家庭と比べて

よりしっかりとしたお金の管理をしているのです。

 

そんな会社が使っているのが簿記というシステムです。

これを家計管理に使えば、きっと素晴らしい管理ができるに違いない。

そう思って、家計簿を簿記でつけようと思った次第です。

 

 

次回は、そもそも簿記とは?という話をしようと思います。

 

次回:簿記とは?